退職について

退職しました。するっと、滞りなく退職しました。二週間ぐらいしたら実家に戻ります。

 

ここのところ仕事が糞ほど忙しく、そのままの勢いで今日に挑んだので、明日も出勤してしまいそうな感覚でいます。実際職場と家が近いので、顔は合わせることになるんですがね。仕事辞めた実感がないです。

これからどうなるんでしょうね。

三津田信三『十二の贄』恒川光太郎『スタープレイヤーⅡ ヘブンメイカー』について

読みました。両者共に好きな作家でして、新刊が発売されたらできるだけ早く手にいれて読んでおります。

 

『十二の贄』、いまいちでした。そもそもこのシリーズはあまり好きではないのです。今回のは特に怖くもなく、おもしろみもなくといった感想です。ミステリーなんですがね、解決する謎の部分が呪術の解明なんですよ。通常のミステリーはトリックとかを見破るのですが、このトリックの大部分を占めているのが呪術なんですね。どんな呪術を使用して殺人を企てたのか!?です。呪術だったらなんでもありになってしまうんで、冷めてしまうんですね。でも、シリーズが出たら買っちゃう買っちゃう。

 

『スタープレイヤーⅡ ヘブンメイカー』、おもしろかったです。まさか続くとは思っていませんでした。1作目もおもしろかったです。10の願いがかなえられるスターボードを手にして、異世界でどう立ち回るのかという話ですね。地球とは違う世界が舞台です。といっても、原住民はまんま人間ですし、それなりに文明があります。地球から飛ばされ、スターボードを手にする人間、スタープレイヤーと呼ばれます、は現代から飛ばされていますので、舞台である異世界に新たな技術などを持ち込みます。スタープレイヤーは複数人存在し、願いを使って地球から勝手に普通の人を呼んだりします。この人たちはスターボードがないので何もできませんね。とてもかわいそう。

スタープレイヤーがどう立ち回っていくのかが見所ですね。文明レベルが原住民よりも上ですし、何でも願いを叶えられるので、簡単に権力をつかめます。とても個人的なことに使用し、根無し草生活をする者もいます。基本的に冒険小説的なので気分高まる作品です。読んだ後の満足感とてもあります。

 

「ハーモニー」とか「ニンジャタートルズ」とかについて

映画観ました。「ハーモニー」「ニンジャタートルズ」「おくりびと」「ワイルドスピード」「V/H/S」「プロメテウス」です。「ハーモニー」は映画館で観ました。

 

「ハーモニー」についてです。おもしろかったです。けど、デザインがあんまりよくなかったです。ウォーバードが意外とでかかったことに衝撃を受けました。服装、古代エジプトか。小説は好きなんですよ。おもしろかったですけど、「ニンジャタートルズ」のほうがおもしろかったです。

映画は動きがある方が好きなんですよ。「ニンジャタートルズ」はよく動いててよかったです。ボスの武者パワードスーツも「X-MENサムライ」のよりかっこよかったですし。亀もコメディ利かせてて笑えました。

 

でも、動きの少ない「おくりびと」はなぜかよく楽しめたのです。動きどうこうは関係ないかもしれませんね。葬儀屋に勤めているので、そっちの方面から楽しんだからかもしれませんが。邦画はアニメ映画をよく観ます。あとは、「おくりびと」みたいに、情緒的なものですかね。湿気の高い映画のほうが、邦画については好きです。

 

「ハーモニー」がなぜ、思ったよりも楽しめなかったのでしょうかわからないです。期待しすぎていたのでしょうか。わからんですね。主人公の一人語りの比率が多すぎたのが原因でしょうか。

 

 

 

 

現状について

昨日今日と実家に帰っておりました。意識の戻った母親と、初めて話しをしました。

母親は結局右足を切断しまして、現在リハビリ中です。義足を試してみるとのこと。うつ病も患っておりますが、足の切断は比較的すんなりと受け止めており安定しております。表面上は。そして、今のところは。

今年中に退院できたらいいなーって感じです。

 

退院したらベッドと車椅子をリースします。補助金出るかはまだ不明。義足代は大体70万位。現在の借金は150万位。借金については納められそうな感じです。

 

僕の状況ですが、やはり仕事を辞めることにしました。母親を含めた家族全員、帰ってきてほしいと言います。再び同じことを起こすわけにはいけないですからね。

母親は「私のせいで呉一の人生を変えてしまって…」云々言ってました。とりあえず取り繕って大丈夫ということは伝えました。僕の内心としては母の無事に安堵し、家族の今後の心配と同時に、母親が死んでいれば看病もしなくていいし、借金を相続放棄できるので死んでほしかったという両方が同居しています。両方とも本音です。

 

でも実際はどうなんでしょうね。実家に帰ったら、人生の選択肢は制限を受けるようになります。どこまで制限が出てくるのでしょうか。そして僕はそれで悩んだり苦しんだりするのでしょうか。楽しく生きれるのでしょうか。わかりませんね。今の仕事は楽しいです。人間関係も良好です。でも、別に辞めることには抵抗ないです。どうでもいいです。

Uターン制度などを利用し、職を探そうと思ってます。今年の3月に引っ越すことを目指します。大学時代の同期や後輩とも会いづらくなります。どうなるんでしょうか。いつかの記事で「先のことはわからない」云々と言いましたが。わかりませんね。

 

はい、わからんわからん。

 

 

 

 

 

 

 

『サザーン・リーチ』3部作について

読みました。『全滅領域』『監視機構』『世界受容』からなる『サザーン・リーチ』3部作。SFです。おもしろかったです。

 

内容は、ざっくり言います。ある日、<エリアX>という未知の領域が出現。なぜこの領域ができたのか、領域内はどうなっているのかなどの謎は解明されないまま、突如領域は拡大する。最終的な謎の解明と言えば、この領域内は地球ではないということと、地球外生命体の存在によってなされただろうということです。

 

物語は、<エリアX>を理解しようとし、謎を解き明かそうとする登場人物が描かれますが、最終的には理解不能な世界をわからないなりに、わからないまま、個人個人がいかに腑に落とすかが一番重要なポイントなんだろうと思います。

<エリアX>については完全な説明がないまま終わります。登場人物もこの世界の断片しか見えないまま、物語は閉じるんですね。

 

一冊一冊が長く、しかも3巻にわたる小説だったので、読み終わった直後は読んだという達成感しかなかったのですが、徐々にこういうことだったのかな?という感想が浮かんできました。わからないものをわからないまま受け入れるということは大変なことですね。わからないものは恐怖の対象ですから。わからないものを受け入れたところで、その受け入れ方の正誤はだれにもわからないですし。

 

別の話しですけど、『旅のラゴス』も読みました。続けてSFですね。おもしろかったです。

母親の自殺未遂と、仕事を辞める可能性について

母親が自殺未遂しました。驚きですね。僕はすぐ実家に帰って、現在アパートに戻ってきた状態です。母の状態は、今もベッドの上で管につながれています。生きるか死ぬかの問題は、死ぬ可能性もあるということです。

 

ということで、仕事を辞める可能性が出てきました。すぐにではないですがね。母親の自殺未遂により、原因を突き止めようと家探し。幾ばくかの借金が判明。仕送りしなきゃいけませんね。入院費も発生。お金が必要ですね。後遺症が残る可能性も。看病しなきゃいけませんね。後遺症が残らなくても、ケアが必要でしょう。たぶん、何事もなく退院しても、母は荒れるでしょう。予想です。

祖父母は再び、同じことが起こることを恐れています。兄1人では看病がきついでしょうね。見守る眼は多いことに越したことはないですし、家族と相談して戻ることにしました。仕事を辞めると、お金の問題が難しくなりますが、実家の近場でなんとか探します。

 

という現状です。なぜこんな日記を書いたかというと、感情の吐露です。

近況について

近況ですが、前の記事に書いたように、PS4を買いました。それ以外のことを書きますね。

 

うしおととら」全巻買いました。「金田一少年の事件簿」全巻買いました。今敏の「パプリカ」「千年女優」観ました。「ホビットの冒険」の3作目観ました。

漫画、ゲーム、小説、いろいろやって、観てます。

 

仕事にもだいぶ慣れてきて、脳にも余裕が出てきた感じです。未来をみると、このままこの調子で行くのかな、という感想を抱きますが、所詮は想像なのでわかりません。不安は今のところなく、「やってるなー」という感想が浮かびます。

 

わざわざ不安要素を探すのは癖ですね。あるていどの先はみえます。さらに先はみえませんが、いつも想像してしまうのです。先ではなく、過去をみましょう。過去は良くみえる気がしますね。どうでしょう。個人差がありますね。

 

過去です。過去。池澤夏樹の「スティルライフ」を貸しました。好感触でした。でも僕は「きれいな文章ですよね」という言葉しか返せませんでした。どう受け取られたのでしょう。わからないですね。その人は、絵を描くのですが、恐らく、きれいな絵を描くのでしょう。僕は何もつくることはできません。きれいなものは好きですが、享受することしかできません。今敏の「パプリカ」もきれいな作品でした。「スティルライフ」のきれいとは違うのでしょうか。少し違うと思います。過去です。続いてます。

 

近況でした。