「リング リターンズ」などホラー映画について

「リング リターンズ」観ました。面白かったです。やってたんですね。新しい洋画の「リング」。えらい昔に洋画の「リング」やってた記憶あるんですが、船のシーンくらいしか思い出せないです。続きではないと思いますよ。続きではない。

とりあえず、ビデオ見て呪われはするんですが、リング要素はそこだけですね。貞子ではないです。ビデオって、実は幽霊のメッセージで、見つけてほしいのでは?といった感じで解決に向かおうとする話です。リング要素は置いといて、面白かったです。

 

あと「the void」観ました。予告をTwitterで知って、観たいみたいと思ってたら日本語版DVDが発売されまして、買いました。たいへん面白かったです。

主人公は田舎で警官してるんですよ。途中、けが人を病院に送るんですが、看護師が患者を殺したところからおかしな雰囲気になります。看護師は射殺されるんですが、体が変異し、モンスターに。病院の周りにはなぞの白装束集団が。その少し前には銃を持った親子が乱入。と、てんやわんやになるんですが、素晴らしいのがモンスターと白装束集団なんですね。カルト宗教が人類の次のステージにモンスターに、っていう設定大好きなんですよ。少しだけ、別世界の描写もあり、きれいでした。

 

ホラー映画って、その世界独特の理論が働きますよね。それが大好きなんですよ。リングだったら、ビデオを観たら呪われる。今回はそのビデオの中に、根本を解決するヒントが隠されているということで謎解きに行きます。ビデオを見ると呪われるって、突拍子もないですよね。その上、そのビデオにヒントがあり、もしかしたら幽霊を願いを汲んであげたら開放してもらえるかも、というのも突拍子もないですよね。「バイバイマン」って言う映画があるんですよ。バイバイマンという名前を知ってしまったら、バイバイマンに殺されるっていうホラー映画です。これもすごいですよね。でも、幽霊や怪異は無差別殺人はしないんですよね。一定の条件がないと、発動しないんですよね。それなりの理論の上で動いてるんですね。ちなみにここでいうホラー映画って言うのは、幽霊や呪い系です。ジェイソンみたいなスプラッター系、モンスター系は含んでません。

個人的にホラー映画独特の世界観が解かれていくっていうのが好きなのです。無差別で殺してしまったら、怖くなくなるんでしょうか。条件を踏んでしまった人のみに通用させる。限定したほうがいいのでしょうか。逆に、条件さえ踏まなかったら無事だったのに、条件を踏んでしまった!というのが恐怖を助長させてるのでしょうか。理論を作り、というか世界観ですかね、を作ったほうが幽霊や怪異もいきいきするのでしょう。

そんなことを思ってました。