「バーフバリ」について

1と2を観ました。「バーフバリ」です。2月ごろでしょうか。初めてネットで観測して、面白そうだと思ったので、DVD借りました。おもしろかったです。インド映画は初です。

 

バーフバリという王の話ですね。正確に言うとバーフバリは父とその子供の2代を指します。父親の方は王位継承寸前まで行きますが、謀略により王宮を追われ、暗殺されます。その赤子が遠くの村まで逃がされ、成長し自らの運命を知り、王の座を取り戻すという話です。何がいいって、バーフバリの男前さですね。なんでもできます。バーフバリならできます。なので、暗殺されるときの悲しみと不遇さが際立ちます。死ぬ寸前まで優しいんですよ。そして、2代目の反撃になるとことさら応援しちゃいますね。

 

インドだからでしょうかね、2代目バーフバリは運命をけっこうすんなり受け入れ、母の願いを叶え、進んで王になるんですよ。自分はバーフバリの生まれ変わりであるということを理解します。明確に生まれ変わりという言葉は出てこないですが。自分は何なのかと、個性を模索するという苦悩はありません。民衆の「バーフバリが戻ってきた!」という歓喜に応えます。僕が見てきた多くの映画では、自分は父とは違うのだ、自分らしい生き方を探したいというパターンが多かったので少し驚きましたね。バーフバリは時代設定も現代とは違いますし、その点も考慮しないといけないかもしれませんね。バーブバリ以外のインド映画はどうでしょうか。気になりますね。どうでしょう。